DVI-DtoD-sub変換アダプターの発熱対策

青色LED対策に未だに冷陰極蛍光管を使った液晶ディスプレイを使っていて、PCと接続するためにDVI-DからD-subに変換するアダプターを使っている。
それが先日壊れた。
青色が出力されなくなり画面が黄色みがかって映るようになってしまった。

変換アダプターは、D-sub端子付近に変換チップが内蔵されていてかなり発熱する。
変換チップが熱でダメになったらしい。
過去の自ブログ記事を参照してみると1年と3ヶ月ぐらいもったみたい。

この変換アダプターの類いは基本的に国産は無く、全て中国製。
値段は1000円ぐらい。
前と同じモノをAmazonで注文する。



内蔵チップが発熱して壊れるので、今回は発熱対策を施してみる。
それにあたりまずは分解を。
アダプターのD-sub端子側の隙間にマイナスドライバーを差し込むとカバーが外れる。

DVI-DtoDsubアダプター分解比較
上が壊れたもの(2019/4月購入)
下が今回購入したもの(2020/07購入)

おお、基盤自体が違う。
壊れたもののほうがシッカリとした作り。
基板上の抵抗もたくさん。絶縁処理もされている。
ホントに同じメーカーのものなのかしらん?

しかし今回購入したものは基盤裏にメーカーの刻印があり、19/07/31と日付も刻印されている。
メインのチップも似ているが番号がより新しくなっている。
簡略化されたというか、より精錬されたというか。
マイナーバージョンアップしたのかな。


見比べも終わったので発熱対策を施す。
まずは穴あけ。
プラスチックカバーに電動ドリルで穴をあける。
表裏両方に穴を開け。

変換アダプター穴あけ01



サイドにも穴あけ。
ホコリがあまり入らないように小さめの穴。

変換アダプター穴あけ02


最後に表裏に小型ヒートシンクを取り付ければ完成!
……なのだけれども、手持ちに無いのでとりあえず10円玉で。
10円玉を輪ゴムで固定して放熱板代わりに。
横にも穴が空いているしダイジョブでしょ(適当)

変換アダプター放熱板取り付け


変換アダプター、値段は大したこと無い部品なのだけれど、
壊れるとけっこう焦ってしまう。
今回の発熱対策で長持ちするといいね。


関連記事
タグ : パソコン 液晶ディスプレイ グラボ
プロフィール

Author:Enear

最新記事
ワイヤレス耳掛けヘッドホンを自作する2 2023/09/12
ダイソー高音質300円インナーイヤー型イヤホンを試してみる 2023/08/13
耳の中がカユいのでカナル型イヤホンをインナーイヤー型に改造してみる 2023/08/12
マルチフレキシブルクリップを作って小型スピーカーをオフィスチェアに固定する 2023/07/15
目に670nm波長の光が良いということで試してみた。 2023/06/07
検索フォーム
全記事表示

全ての記事を表示する

カテゴリ
RSS リンク
ブログランキング
プライバシーポリシー