Windows 10 メディアクリエイションツールがどうしても失敗するときには

Windows 10用のインストールメディアを作成してくれるツール

MediaCreationToolXXXX.exe (XXXX)にはバージョン番号

ですが、私の場合USBメディア用に作成する際に途中で失敗してしまうことが何回もありました。

このツールの実行中に問題が発生しました
理由は不明ですが、お使いのPCでこのツールを実行することができません。引き続き問題が発生する場合は、カスタマーサポートに連ラウする際にエラーコードをお伝えください。エラーコード:0x80042405 - 0xA001A


ネットでこのエラーについて調べると

・アンチウイルスソフトの保護を一時的に切る
・クリエイションツールの場所をUSBメディアに移動させる
・USBメディアをexFATでフォーマットする

などの対処法が書かれていましたが、書いてある通りに実行しても失敗してしまいます。


私の場合、
・MediaCreationToolXXXX.exeをCドライブの直下に置く
・MediaCreationToolXXXX.exeを右クリックして「プロパティ→セキュリティ」からすべてのユーザーに対してフルコントロール権限を与える

ことでUSBメディアの作成に成功しましたが、別のパソコンではこの方法でうまくいきませんでした。
ですので今回、indows 10用のインストールUSBメディアを作るための別の方法を紹介したいと思います。



別の方法 -インストールUSBメディアを作る-


まずは、消去して良い8Gバイト程度の容量のUSBメモリを用意して、PCと接続しておきましょう。
次にメディアクリエイションツール MediaCreationToolXXXX.exe をダウンロードします。
2019/05月時点でファイル名は「MediaCreationTool1809.exe」
ダウンロードできるアドレスは
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10
です。

マイクロソフトのWindows 10ダウンロードサイト


メディアクリエイションツールを実行します。
実行する操作は「別のPCのインストールメディアを作成する」を選びます。
Windows10メディアクリエイションツール初期画面


使用するメディアは「ISO ファイル」を選択します。
メディアクリエイションツールUSBかISOを選択


ダウンロードが終了してISOファイルが作成されたら「完了」のボタンを押してください。
メディアクリエイションツール完了画面


次に、ブータブルUSBドライブ作成ツール「Rufus」をインストールします。
このソフトはISOファイルからUSBメディアを作成してくれるツールです。
フリーウェアです。

Rufus オフィシャルページ https://rufus.ie/
Rufus - 窓の杜 https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/rufus/

Rufus-3.5.exeをダウンロードしてインストールした後、Rufusを実行します。

「デバイス」が接続したUSBメモリとなっているか確認してください。
異なる場合はUSBメモリを選択します。

先ほどダウンロードしたWindows.iso(デフォルト設定 C:\Users\ユーザー名\Documents に保存)
をRufusの「ディスクまたはISOイメージ(選択してください)」にドラッグ&ドロップします。

Rufusへisoファイルをドラッグ&ドロップ


ファイルシステムに「NTFS」を選択します。
その後「スタート」を押して作成を実行します。
Rufus、NTFSを選択して作成開始


作成が完了しました。
Rufus、ブートメディア作成完了

次に、Rufusの画面の指示のようにセキュアブートをオフにします。


パソコンに再起動をかけてマザーボードのUEFI設定画面を出します。
(大抵はDelキーF2キーで入れるようです。PCが開始されたら交互に連打しましょう。)
UEFI設定の設定は各社マザーボードメーカーによって異なります。
UEFI設定の中からセキュアブートの項目を探し、オンになっている場合はオフに設定してください。

引き続きUEFIの設定です。
ブート順序を変更します。
私の場合(Asrockマザー)では、
起動順序の設定で最初の起動を「UEFI: GH PMAP Partion 1」に設定することでUSBメモリから起動することができました。
他社のマザーボードを使っている方も似た表記のものがあるかと思います。それを最初の起動に設定してください。
その後再起動をかけます。

再起動後、Windows 10 インストール画面が出れば成功です。
私の場合、最初の画面が出るまでに十数秒かかりましたが、その後は普通にインストールできました。

あと注意すべき点は、USBメモリを抜き出すタイミングでしょうか。
途中何回か再起動がかかり、再びUSBメモリからブートされて最初のWindows 10 インストール画面が出てしまったはUSBメモリを抜いて、また再起動をかけてください。


これでWindows 10 をUSBからクリーンインストールするできるかと思います。
あとはアクティベーションなどの必要な作業を行ってください。
お疲れ様でした。



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タグ : Windows10 アップグレード クリーンインストール
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Author:Enear

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