電子書籍リーダー「PRS-T3S」レビュー
前回の記事で散々迷ったものの、結局「PRS-T3S」を購入。決め手となったのはmcroSDカードにデータ保存できること。つまり本の自炊に興味があったから。(けどまだ自炊には挑戦してない)。
購入後3週間ぐらい経ち、使い勝手も分かってきたのでレビューしてみる。
大きさは、閉じた文庫本を上下少しはみ出すぐらい。
持った重量感は、薄めの文庫本を手にとった感じといえば伝わるだろうか。

[文庫本(A6サイズ)より上下5mmほど大きい]
購入後3週間ぐらい経ち、使い勝手も分かってきたのでレビューしてみる。
さわってみた感じ
大きさは、閉じた文庫本を上下少しはみ出すぐらい。
持った重量感は、薄めの文庫本を手にとった感じといえば伝わるだろうか。

[文庫本(A6サイズ)より上下5mmほど大きい]
Eインクの文字は、紙の文章と比べるとやっぱり暗く感じる。コントラストうんぬんの前に電子ペーパー自体の光の反射率が悪い。
やや暗い場所で使えなくもないが、日の差す場所、明るい部屋での使用をオススメする。
(暗い所で使いたいならオプションのライト付きブックカバーを買うべし)

[同距離、同照明での比較]
Eインクもページ送りしていると、少し前のページの残像が残ることがある。文章を読むには全く気にはならないが、マンガを読む人は気になるかもしれない。この現象はページリフレッシュを低減した弊害なのかも。

[画像ではあまり写っていないけど、実際に見てみると残像がけっこう現れている]
電子ペーパーの表面は非常にサラッとしている。スマホ・タブレットのガラス面よりもタッチ操作しやすい。
これは◎。
動作は遅いという訳でもなく、サクサク動くという訳でもなく、いたって普通。
ただし、非常にもたつく時がある。それはePub形式のファイルを取り扱うとき。本体にePub形式のファイルを沢山取り込んだときや、ePub形式のファイルを初めて開くとき、ePub形式の文章の文字サイズを変更するとき、などにもたつく。もたつくというかフリーズしたかと思えるほど。
しかしこの現象はPDF,ZBF形式では起きなかった。
あとPDF形式の書籍はでは文字サイズの変更が出来ないので注意。
(↓この段落は購入予定にない人は読み飛ばし可です。)
・パソコンに専用ソフトのインストールが必要。リーダーとパソコンをUSBケーブルで繋ぎ、リーダー内のeBook Transfer for Readerをパソコンにインストールする
・ユーザーマニュアルはリーダーの中に電子書籍として入っている
・Reader Storeを利用するためにネットで製品登録が必要。製品登録時「My Sony Club」に加入することになるけど、メールメンバーだけなら個人情報の入力はメールアドレスの入力ぐらいでいいみたい。ここまでの登録で無料書籍をReader Storeからダウンロード出来るようになる
・有料書籍の購入にはさらにクレカの番号等の個人情報の入力が必要
・PRS-T3SをWi-Fi接続してReader Storeの利用・電子書籍の購入が可能。ただしPRS-T3Sから直接「My Sony Club」の新規加入は出来ない
「PRS-T3S」は「kindle paperwhite」より動作が遅いし、ネットストアの使いやすさが劣るけど、その不利な点を差し引いて余るぐらいの利点がこれ。ボタンが付いていて片手でページ送りができること。
昔のkindleでもページ送りボタンが付いてたけど、親指でスワイプすれば片手でもページ送りできるということでボタンは無くなってしまったみたい。
「PRS-T3S」でも片手持ち状態で、親指スワイプすればページ送りができる。
しかし、ボタンを押してページ送りした方が、片手持ちの安定感・ページ送りの速さが、親指スワイプより上回る。
つまりどー考えてもボタン操作の方が親指スワイプより使いやすいということ。
そして片手操作しやすいということは、その分もう一方の手の操作に集中できるということに繋がる。
すなわち、片手で電子書籍をめくりながら、もう一方の手でポテチをつまみ合間にジュースをゴクリ、という楽しみ方をするには、断然「PRS-T3S」の方が優れているのである!!
……とまあ力説するようなことでもないけど、「PRS-T3S」は「kindle paperwhite」よりも50gぐらい軽いし、片手での使いやすさにこだわるなら、「kindle paperwhite」よりも「PRS-T3S」がオススメです。
ワタクシ的にはこのことだけをとっても「PRS-T3S」を選んで良かったと思います。
そのうち部屋の整理も兼ねて本の自炊にも挑戦するかなあ。
電子書籍化すれば邪魔な本のスペースの分だけ部屋が広くなるしね!
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電子書籍端末
やや暗い場所で使えなくもないが、日の差す場所、明るい部屋での使用をオススメする。
(暗い所で使いたいならオプションのライト付きブックカバーを買うべし)

[同距離、同照明での比較]
Eインクもページ送りしていると、少し前のページの残像が残ることがある。文章を読むには全く気にはならないが、マンガを読む人は気になるかもしれない。この現象はページリフレッシュを低減した弊害なのかも。

[画像ではあまり写っていないけど、実際に見てみると残像がけっこう現れている]
電子ペーパーの表面は非常にサラッとしている。スマホ・タブレットのガラス面よりもタッチ操作しやすい。
これは◎。
動作は遅いという訳でもなく、サクサク動くという訳でもなく、いたって普通。
ただし、非常にもたつく時がある。それはePub形式のファイルを取り扱うとき。本体にePub形式のファイルを沢山取り込んだときや、ePub形式のファイルを初めて開くとき、ePub形式の文章の文字サイズを変更するとき、などにもたつく。もたつくというかフリーズしたかと思えるほど。
しかしこの現象はPDF,ZBF形式では起きなかった。
あとPDF形式の書籍はでは文字サイズの変更が出来ないので注意。
初回起動時の手続きなど
(↓この段落は購入予定にない人は読み飛ばし可です。)
・パソコンに専用ソフトのインストールが必要。リーダーとパソコンをUSBケーブルで繋ぎ、リーダー内のeBook Transfer for Readerをパソコンにインストールする
・ユーザーマニュアルはリーダーの中に電子書籍として入っている
・Reader Storeを利用するためにネットで製品登録が必要。製品登録時「My Sony Club」に加入することになるけど、メールメンバーだけなら個人情報の入力はメールアドレスの入力ぐらいでいいみたい。ここまでの登録で無料書籍をReader Storeからダウンロード出来るようになる
・有料書籍の購入にはさらにクレカの番号等の個人情報の入力が必要
・PRS-T3SをWi-Fi接続してReader Storeの利用・電子書籍の購入が可能。ただしPRS-T3Sから直接「My Sony Club」の新規加入は出来ない
「PRS-T3S」が「kindle paperwhite」に絶対的に勝る点はボタンでページ送りできること
「PRS-T3S」は「kindle paperwhite」より動作が遅いし、ネットストアの使いやすさが劣るけど、その不利な点を差し引いて余るぐらいの利点がこれ。ボタンが付いていて片手でページ送りができること。
昔のkindleでもページ送りボタンが付いてたけど、親指でスワイプすれば片手でもページ送りできるということでボタンは無くなってしまったみたい。
「PRS-T3S」でも片手持ち状態で、親指スワイプすればページ送りができる。
しかし、ボタンを押してページ送りした方が、片手持ちの安定感・ページ送りの速さが、親指スワイプより上回る。
つまりどー考えてもボタン操作の方が親指スワイプより使いやすいということ。
そして片手操作しやすいということは、その分もう一方の手の操作に集中できるということに繋がる。
すなわち、片手で電子書籍をめくりながら、もう一方の手でポテチをつまみ合間にジュースをゴクリ、という楽しみ方をするには、断然「PRS-T3S」の方が優れているのである!!
……とまあ力説するようなことでもないけど、「PRS-T3S」は「kindle paperwhite」よりも50gぐらい軽いし、片手での使いやすさにこだわるなら、「kindle paperwhite」よりも「PRS-T3S」がオススメです。
ワタクシ的にはこのことだけをとっても「PRS-T3S」を選んで良かったと思います。
そのうち部屋の整理も兼ねて本の自炊にも挑戦するかなあ。
電子書籍化すれば邪魔な本のスペースの分だけ部屋が広くなるしね!
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