ワイヤレス耳掛けヘッドホンを自作する2

以前にも耳掛けヘッドホンをワイヤレス化してみたけど、見た目が良くないし重心バランスが悪い。
家で使う分には良いけど、外ではちょっと使いづらい。

自作完全ワイヤレス耳掛けヘッドホン完成03
以前に作ったワイヤレス耳掛けヘッドホン1号機。


という訳で今回は、
外でも使いやすいようにワイヤレス耳掛けヘッドホンを改良して見ようかと思う。




ドライバーユニットを用意する


結局1号機のドライバーユニット(スピーカー部分)は他の用途に使ってしまったので新規に用意する必要がある。
中古の「SE-M531」を購入して取り出すことにした。





パイオニアSE-M531

SE-M531ドライバーユニット取り出し
カッター、千枚通し、ラジオペンチを駆使して接着剤を剥がし、ドライバーユニットのみを取り出す。

SE-M531ドライバーユニット
片方はうまく取れたのだけれど、もう片方は深く接着されていたためヤヤ失敗。
けどギリギリなんとか使えそう。



耳掛け部分を作る


材料はセリアで購入した100円耳掛けヘッドホン。
100均耳掛けヘッドホン

100均耳掛けヘッドホン外側裏
バラしてフチを切り取る。

100均耳掛けヘッドホン穴を開ける
音響用の穴を開ける。

100均耳掛けヘッドホン塗装を剥がす
このままでは塗料が乗らないので以前の塗装を剥がす。
デザイン的にはこのままでも良いかなと思ったけど、経年劣化で黄ばみそう。


100均耳掛けヘッドホン色を塗る
目立ちづらい色で塗ることにする。
ホビー用塗料の黒で塗装する。

100均耳掛けヘッドホン研磨
何回か重ね塗りした後、つや消しにするため紙ヤスリで研磨。




最終組み立て


ドライバーユニットとBT送信機を接続する。
使ったBT送信機は↓こちら。



TRN-BT20ワイヤー取り出し03
「TRN-BT20」は以前の金属ワイヤーを抜いたものを流用した。

ドライバーユニットとBT送信機をハンダ付け
「TRN-BT20」とドライバーユニットをハンダ付け。

裏側にフィルターを貼る
音響用の穴にフィルターを貼る。フィルターは黒マジックで色付け。


最終組立接着剤貼り付け

最終組立接着剤貼り付け

耳掛け部分、ドライバーユニット、耳あて部分を接着剤で貼り付ける。
接着剤はスーパーXゴールドを使用。
スーパーXIIやスーパーXゴールドは後で剥がせるため愛用している。



接着剤が乾いたら完成!
自作ワイヤレス耳掛けヘッドホン完成


TRN-BT20は耳掛け部分に設置したので重心バランスは良くなった。

塗装は近眼で見るとやや凸凹。
もう何回か塗装と研磨を繰り返せばもっと表面がなめらかになったかもしれない。
けど、プラモデルのように観賞するんじゃないからこの程度で十分かと。

試聴してみた感じ。
やや高音よりだがイコライザーで補正すれば低音も十分に出ており、なんとか使えるレベル。

装着感はイヤホンのように耳の中が蒸れなくて非常に良い。

音漏れするので電車では使えないけど、外歩きする際に使っていこうかと。










タグ : ヘッドホン 自作 作ってみた Bluetooth

ダイソー高音質300円インナーイヤー型イヤホンを試してみる

前回に引き続き、耳が蒸れないイヤホンが欲しいなーと思っていた今日このごろ。
そんな時ダイソーに行って見つけたのが、
300円の『リモコンマイク付き高音質ステレオイヤホン』
形状はインナーイヤー型。
ダイソーでは今までカナル型イヤホンしか見なかったけど、新商品みたい。


これなら耳が蒸れないかも。
しかし音質はどうなのか……
期待半分、まあ値段相応だろうなぁという気持ち半分、早速買ってみた。

ダイソー300円高性能インナーイヤー型イヤホン本体と箱


ダイソー300円高性能インナーイヤー型イヤホン箱に書いてあるスペック
スペック。インピーダンス18Ω、再生周波数20~200000Hz。


ダイソー300円高性能インナーイヤー型イヤホン


イヤホンのデザイン・質感はかなり良く仕上がっているのではなかろうか。
まあ、実際のところAirPodsやEarPodsのパクリなのだけれど。
装着感は軽い。つけ心地は良い。

肝心な音質をチェックしてみる。
音のバランスは、低音、中音、高音、へだたり無く出ている。
それぞれの音域は、
低音はぼやけている。
中音は割りとまとも。男性/女性ボーカル共に良く聞こえる。
高音の解像度は良くない。

全体の印象として、有線だがBluetoothのSBC接続で聞いているような感じ。
音楽鑑賞には向いてなく、PCの日常使いや動画鑑賞、ラジオ、テレビ試聴にはなんとか使えるかも。

まあ元が300円なので辛口評価してもあまり意味がないのだが。


あとこのイヤホン、耳に押し付けると音質がかなり変化する。
ひょうとすると装着方法によっては化けるのかもね。


300円高音質インナーイヤー型イヤホン、
性能はそれなりだけど、300円にしては頑張っているなと思えるイヤホンでした。



タグ : イヤホン

耳の中がカユいのでカナル型イヤホンをインナーイヤー型に改造してみる

ずーっとカナル型イヤホンをかけていると耳の中がカユい!
夏場のせいもあり耳の中が蒸れて30分もつけていられない。
しかもイヤホンを外した後でも耳の中がカユい。
このまま使っていると耳の病気になりそう。

インナーイヤー型のイヤホンならカナル型ほど耳をふさがないので、蒸れが抑えられカユくならないはず。
しかし手持ちに音質の良いインナーイヤー型イヤホンがない。
一方、カナル型イヤホンは使用頻度の低いものが余っている。

という訳で今回はカナル型イヤホンをインナーイヤー型に改造してみる。


使うカナル型イヤホン、パナソニック「RP-HDE5」
ハイレゾイヤホンだけど、あまりハイレゾには聞こえなくてお蔵入りしてた。
RP-HDE5


100円ショップのインナーイヤー型イヤホンの先っぽを切断して外側だけ使う。
100円ショップのインナーイヤーイヤホンを切断中


蒸れないように通気性を良くするための穴も開けてみた。
通気性が良くなるよう穴を開ける


接着剤で取り付ける。後ではがせるようスーパーXゴールドを使った。
カナル型をインナーイヤーに改造中、接着剤で取り付け


やや適当だけど一応完成。
カナル型イヤホンをインナーイヤー型イヤホンに完成



早速使ってみる。
インナーイヤー型のため音が小さくなると予想していたが、意外と音は出ている。
中音、高音は元のイヤホンの性能を受け継いでおり、キレイに聞こえる。
しかし低音が全く出てない。イコライザーで低音をかなりモリモリにしてなんとか使えるレベル。
低音が出ないのは、やはり耳とイヤホンの距離が遠いせいか。

一番ダメなところは装着感。
重心が悪く、耳からポロリと落ちてしまう事が多い。


うーむ。今回はちょっと失敗だったかな。
けど、問題点は分かった。
音道チューブを採用したり、重心バランスが良くなるよう配置を工夫してみたり、
次はもう一度作り直してみよう。


タグ : イヤホン 作ってみた

マルチフレキシブルクリップを作って小型スピーカーをオフィスチェアに固定する

以前作った寝そべり用の小型スピーカーだけれど、
やはり寝そべり専用にしてしまうと使用機会が限られてしまう。

イスに固定できればスピーカーを使う機会がもっと増えるはず。
ということで、イスに固定するためのマルチフレキシブルクリップを作ってみた。


[材料]
ダイソー スマートフォンスタンド (200円) × 2コ
ダイソー 200円 スマートフォンスタンド



スマートフォンスタンド 加工 両端で切断

アームの両端を切断する。
左右に曲げ続けると中の針金がだんだん熱を持ってきて、
さらに曲げ続けると金属疲労を起こしてネジ切ることができる。



スマートフォンスタンド 加工 プラスチックの出っ張りを切り取る

クリップ端のプラスチック部分をのこぎりで切断する。
機能的には変わらないので切らなくても良い。


スマートフォンスタンド改造 クリップ同士をくっつける

クリップ同士を瞬間接着剤でくっつける。
強度が欲しいので、乾いたら接着剤を塗るを何回も繰り返す。



マルチフレキシブルクリップ 完成

2コ作って完成。



マルチフレキシブルクリップに小型スピーカーを挟む

クリップに小型スピーカーを固定する。
挟む力は強力で滑り止めも付いているため、挟んでも外れにくい。




オカムラ エスクードに クリップを使って小型スピーカーを取り付ける 01

オカムラ エスクードに クリップを使って小型スピーカーを取り付ける 02

小型スピーカーをイスの背もたれに固定して出来上がり。
(ちなみにヘッドレストも自分で後から取り付けたもの)




オカムラ エスクードに ダイソー300円スピーカーを取り付ける 01

オカムラ エスクードに ダイソー300円スピーカーを取り付ける 02

ダイソー 300円スピーカーも取り付けることも可能。
USBケーブルの長さが足りないので延長ケーブルも必要だけど。



クリップなので取り外しも簡単。便利でいいね!


今回取り付けたオカムラ エスクードみたいなメッシュタイプのイスになら取り付けられると思う。
スマートフォンスタンドからクリップへの改造も比較的簡単。
皆さんもぜひ挑戦してみては。

タグ : OAチェア スピーカー DIY 作ってみた

目に670nm波長の光が良いということで試してみた。

波長670nmの赤い光が目に良いらしい。
何でも目の網膜細胞内のミトコンドリアを活性化させるとか。

「朝に3分間深紅色のLEDライトを目に当てる」だけで老眼が改善 英の研究 Med IT Tech

週に1回午前中に「赤い光」を見るだけで視力が改善するという研究結果 - GIGAZINE

赤い光で眼を「ワイヤレス充電」すれば視力が回復すると判明! 老化による視力低下は治せる時代になる - ナゾロジー


なるほどと思い、
ネットで670nmの発光ダイオード、LEDを買えないか検索してみる。
電子部品を扱っている秋月電子やマルツ、千石電商で探す。
しかし、500~700nmの赤色LEDは売っているものの670nmは無い。


個人で手に入れるのは無理かと諦めていたが、
アマゾンを見てみると、普通にLEDライトの完成品として売っていた。




お値段は3千円程度。
ちょっと怪しい感じもしたが(本当に670nmの光が出るのか?)、即購入。

(※↑今見たら売り切れになっているみたい。
他にも「670nm ライト」で検索すると出てくるけどマケプレの中国発送しかないね)



OTON LED670 ライト 本体と外箱 1

OTON LED670 ライト 本体と外箱 2

本体はアルミ製のシッカリした作り。
単4電池3本で動作する。


OTON LED670 ライト 外箱 注意書き 1

OTON LED670 ライト 外箱 注意書き 2

外箱の注意書き。
ちゃんと670nmの光が出ますよと強調されてる。


OTON LED670 ライト 実際の670nm光 1

OTON LED670 ライト 実際の670nm光 2

ライトの光は暖かな赤色光。
実際に手に光を当ててみても暖かく感じる。
やはり普通とは異なる波長の光なのかもしれない。




で、実際に目に当てて試してみた。
しかし、あまり近くから当てたり、長時間照射するのも目に悪そう。
なので、20cm離して片目10秒ずつ交互に光を当ててみる。
1日1分程度で試してみた。



2ヶ月ほどやってみたその結果は……。

……
………

ハッキリ言って目の視力は良くなっていないと思う。

ただ目で見る色が前よりも鮮やかになったように思える。
(※個人の感想です)

例えば、外に咲く花の色がより際立って見えてるし、
樹木の緑のコントラストがより鮮明になったように思える。
目に映る色がハッキリしている。
(※個人の感想です)



と今回自分で試してみた670nmの光の実験、
視力回復にはあまり効果が無かったけど、
公園の花や木々がより綺麗に見えるようになったのでまあ良し、
といったところではないでしょうか。

タグ : LED 670nm ライト 視力回復
プロフィール

Author:Enear

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